海の日

地獄で生きる

二月二十四日

仕事が決まった。仮だけれど。地元に申し込んだらその日のうちに電話がかかってきた。なるほど、と思う。やはり資格を持っていると有利なのだなとも。あんなに嫌だったけれど、と言うか今も嫌で嫌で仕方がないけれど、この職種ではこうも楽なのかと思った。あと、クビになった職場からの紹介で違うところの今と同じ職種の面接もある。こっちは正直行きたくない。もうお断りの電話をかけてもいいくらいの気持ちでいる。そもそも言うならもっと早く言えと思う。いちいち言うのが遅いのだ。わたしが最高に希望していた職場の締め切りは今月の頭だった。そもそも更新は絶対されるからと言われたのでいやいや申し込んだのにこのざまか、と思う。だったら最初から希望していた職場に申し込んだのになあ、と思う。「なんだかいいように使われちゃったね」と母に言われたが、その通りだなと思った。あんなに人が少ないと言っていたのに。ただ就業時間をすぎたのに居残りでおばさんたちのおしゃべりに付き合わなければならないのがなくなると思うとせいせいする。今日も仕事は嫌なことばかりだったけれど、それも三月で終わると思うと大丈夫になった。すごいね。四月からはまた違うところになる予定だ。がんばらねば